インタビュアー(ネクストさん): 今回はエイブルさんの実績について、さらに詳しくお聞きしたいと思います。前回は課題の発見とその取り組みについてお話いただきましたが、今回はチームの協力と困難の克服について教えてください。
エイブルさん: はい、大量の受注に対応するため、冬休みに実習生として協力をお願いしたのですが、実はその中には作業に苦手意識を持つ方も含まれていました。そのため、当初は「本当に納期に間に合うのか?」「この状況を乗り越えられるのか?」といった不安がチーム内に広がり、団結が崩れそうになる場面もありました。
ネクストさん: 確かに、そのような状況では次が見出せず、不安になることもありますよね。どのようにして団結を保ちながら解決策を見つけたのでしょうか?
エイブルさん: 私たちは、まずは落ち着いて状況を整理し、支援者間で話し合う時間を設けました。各々の固定概念に固執をせずその中で、「作業が苦手な方でも、何かできることはないか?」「得意なことを活かせる役割はないか?」といった視点で、それぞれの能力や特性を改めて見つめ直しました。
ネクストさん: なるほど、全員ができる方法を探したのですね。
エイブルさん: はい。例えば、作業が苦手な方でも、他のメンバーのサポート役として活躍できる可能性があると考えました。具体的には、作業に必要な道具の準備や片付け、完成品の検品など、得意なことを活かせる役割を分担することで、チーム全体の効率を上げることができました。
その中でお一人、力加減が苦手で商品を商品と判断できず投げてしまう方がいらっしゃいました。通常ならば「何も任せられない」と諦めてしまいそうですが、緩衝材に包まれた商品の向き作業をお願いすると誰よりも早いことが分かりました。
あとは「どうしたら投げずに」業務ができるかを考えました!
ネクストさん: それは素晴らしいアプローチですね。そしてどうなったんですか?
エイブルさん:勿論この続きはありますが、また次回お話しします。
この経験から、私たちは「誰もが活躍できる場所がある」という考え方を大切にしています。現在でも、様々な個性や能力を持つメンバーが協力し合いながら、それぞれの得意分野を活かして業務に取り組んでいます。また、定期的に振り返りの場を設け、課題や改善点について話し合うことで、より良いチームワークを築けるように努めています。
ネクストさん: 今回の経験を通して、チームとして大きく成長できたのですね。本日は貴重なお話をありがとうございました。次回も楽しみにしています。