ネクストステージエイブル勉強会【講師】 インタビュー1

平成31年4月20日(土)に開催しました「ネクストステージエイブル 勉強会」では東大阪市就業・生活支援センター J-WAT 総括主幹 大畑さまに講師としてお話を頂きました。
今回のインタビューでは、大畑さまに「ネクストステージエイブル 勉強会」の感想をお伺いいたしました。

―勉強会前に行った「ネクストステージエイブルの見学及び説明」はどうでしたか?

訓練環境や訓練内容だけでなく「なぜ、その訓練を行うか」意図など丁寧に説明されており、分かりやすかったです。

―ありがとうございます。今後の参考として何か工夫する点はありますか?

参加者の方がイメージしやすいように「実際の利用者さんが訓練に取り組んでいる様子」を見てもらうと良いと思いました。

―早速、次回より利用者さんの声をお伝えする機会を増やして行きます。

  • 勉強会では大畑さまより東大阪市就業・生活支援センターの取組 等を紹介ある年は年間相談件数“約8000件”直近5年間の就職後1年間の定着状況 など
  • 障がい者就労の実際障がい者雇用の現場で企業の求められる人材像働くため、働き続けるために必要な力 などをお話頂きました。

―勉強会の内容について参加者の方から「分かりやすかった」という意見が多かったです。

どういった点に心掛けお話されましたか?

就業・生活支援センターは地域ごとに管轄があり、運営法人に違いがありますが、基本的な取り組みは同じです。

そのため東大阪市だけに特化することなく、何か困ったことがあれば就業・生活支援センターへ相談に来てもらえるよう

地域にこだわることなくお話しました。

参加者の皆さんとの掛け合いを大切に、高校卒業後の就労支援の必要性など基本的な情報をお伝えしました。

話していると皆さんが、本当に熱心で、何よりよく話を聞いてくださっているなと思いました。

参加人数も10数名で人数的にもちょうどよく、意見交換をしながら進めることができたことがとても良かったと思います。

10代・20代のお子さんがいらっしゃる保護者の方々の率直な意見を聞けて、こちらも勉強になりました。

―「熱心に話を聞いて下さる保護者の皆さん」には私たちも本当に感謝しております。

その後の食事会は、勉強会参加の皆さんや私たち支援員と共にお弁当を食べながら、意見交換させて頂きました。

勉強会以上に思っている事を率直に話され、お互いの意見を聞きあえる関係が出来ていることが素晴らしいと思いました。

特に疑問に感じることなど、心に留めていると、今後の誤解に繋がりやすいので、すぐに確認することはとても大事です。

長年就労支援に携り、ご本人さん・企業さん・保護者さんそして支援者それぞれの立場は違い、

共通認識を持てる部分もありますが、完全に一致することは難しいこともあります。

それぞれが、相手の立場に理解を示しながら相手を大切に想い、率直に意見交換することができれば、

障害のある方が働きやすい環境を作っていくことにつながりやすいのではと思います。

―最後に、勉強会の企画としてアドバイスを頂けないでしょうか?

  • 企業の人事担当の人に来てもらって話を聞く。
  • 学校の先生も一緒に来てもらって、支援者も含めて事例を検討や意見交換をする。
  • 参加している方に話してもらって、意見交換する。
  • 児童デイ(中高生対象)との勉強会コラボ企画。
  • 働いている本人への公開インタビュー。

等はいかがでしょうか?

―どのご意見もワクワクする内容で、今後の活力となります。
この度はお忙しい中、講師だけでなくインタビューのご協力ありがとうございました。